2023年11月03日(金) 

 

>ダイヤモンド・オンライン   >【「惜しすぎる国ニッポン」が和製GAFAを生み出せなかった本当の理由】   >高井宏章によるストーリー   >・1日   

>三田紀房の投資マンガ『インベスターZ』を題材に、経済コラムニストで元日経新聞編集委員の高井宏章が経済の仕組みをイチから解説する連載コラム「インベスターZで学ぶ経済教室」の第28回。   

>iモードやmixiといった有力なウェブサービスを生み出しながらも、GAFAのように世界的な覇権を握るには至らなかった「惜しすぎる国」ニッポンの課題とは?   

 

GAFAは大卒相手の商売ですからね。   

 

>「捨てたものではない」というポジティブな側面にも光を当てる。   

 

日本は高卒相手の商売をすればよい。競争相手が見つからないでしょうね。    

 

>米国勢との決定的な違い   

> 主人公・財前孝史と道塾学園創業家の現当主の対話は国産OS「トロン」の浮沈を軸に進む。   

>ITのプラットフォーム競争での敗北を繰り返さないためにもベンチャー投資を、と力説する財前に当主は法外な要求を突きつける。   

> トロンには様々な「伝説」がある。   

>作中の見立てはその一つの類型だ。   

>真偽は別にして、なぜ日本はOSを含むプラットフォームビジネスで後塵を拝しているのかを考えてみたい。   

> ネットの世界で世界的プラットフォームを構築しているのは米国勢だけだ。   

>それを支えたのはイノベーションを育てるシリコンバレーのエコシステムであり、米国を中心とする英語圏のマーケットの厚みであり、チャレンジを許容するカルチャーだろう。   

 

そうですね。   

 

> イノベーションのスピードと厚み、それを育むマーケットの大きさ。   

>プラットフォーム型ビジネスが成立する条件を米国以外で満たしている国が、中国だ。   

>世界からは閉ざされているし、最近はIT産業への逆風が強いものの、世界最大の国内市場で揉まれて生き残った企業群はプラットフォーム型の巨大テック企業となっている。   

>だが、希望もある   

> 残念ながら、日本はそうした条件を満たしていない。   

 

英米人には現実 (事実) と非現実 (考え・哲学) がある。それは、英文法には時制 (tense) というものがあって、非現実の内容を構文に搭載できるからである。   

日本人には現実だけがある。’日本語は写生画の言葉である’ と言われる所以である。

日本語文法には時制がないので非現実の内容は搭載できない。無理にこれを強行しようとすれば、その内容は哲学にはならずして、空想・妄想となる。だから、お陰様でわが国は漫画・アニメの大国になりました。   

漫画・アニメは文化 (culture) ではなくて、下位の文化 (subculture) に属しますね。              

 

>だが、日本も捨てたものではない。   

 

そうですね。下位の文化は需要が大きいですからね。   

 

>それどころか、日本には世界有数の強靭なプラットフォーム型のビジネスがあると私は考えている。   

>それはマンガ・アニメ産業だ。   

>単独企業がコントロールする米国や中国とは違うが、産業全体で見ると、日本のマンガとアニメは巨大なプラットフォーマーのような顔を持っている。   

> 統一されたフォーマットにソフト・コンテンツが集まり、それが大きなカネの流れを生む。   

>新ジャンルを切り開く作家の創造性と厚み、才能を発掘・育成するエコシステム、商業性の高い作品をアニメ・映画にスケールさせるビジネスフロー、グッズやゲームなどIPビジネスへの横展開まで、シリコンバレーのエコシステムにも似たヒト・モノ・カネのネットワークが出来上がっている。   

 

文化は大学卒が相手の楽しみであるが、’下位の文化’ は高卒までもが顧客になるので、需要の数が断然違いますね。   

 

>MANGAという国際的ブランドも含め、他国が追随するのは難しい。   

 

下位の文化は新領域ですね。捨てたものではないですね。   

マッカーサ元帥は1951年5月5日の上院合同委員会で日本人を以下のように評していました。  

‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)    

 

> 70年以上も前に、手塚治虫というひとりの天才がマンガというオープンソースのOSを日本社会に組み込んだ。   

>手塚の後を追ったクリエイターたちがバージョンアップを重ね、磨き上げられたフォーマットとコンテンツは世界に誇る文化に育った。   

>単独企業がビジネスを独占する形態ではないからこそ、雑誌、テレビ、映画、ネット配信と時代とともにメディアが変わっても、柔軟に対応して生き残り、成長を続けてきた。   

> マンガがユニークなグローバルビジネスになりえたのは、逆説的だが、そんなモノを作るつもりもなかったからなのだろうと私は思う。   

>所得水準の高い大きな国内マーケットの中で、面白いマンガを世に送り出したいという作り手と、面白いマンガを求める目の肥えた読者が、何十年もかけて深く、深く、マンガという文化を掘り下げてきた。   

>世界の基準でみれば、日本人は「1億総オタク」に近いマンガ中毒だ。   

 

そうですね。下位の文化の発展ですね。    

 

> 自分たちが楽しんで異常進化させていたものを世界に「発見」される。   

>この構図は様々な伝統芸能やラーメン、emojiにも通じる。   

>マンガは、そんな日本人のいい意味での変態性がグローバルビジネスに育った稀有な例なのだろう。   

 

 

 

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閲覧数159 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/11/03 16:50
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