セピア色の貴重な写真を
ありがとうございます。
私も高校時代の親友とやはり、ガンで19歳の若さで
永遠の別れをしました。
50年以上、過ぎた今でも親友の事を思い出すと
胸が痛みます。
親友の分まで頑張らなくちゃあと思いますm(_ _)m
伊豆の国市に「長嶋ロード」が新名所に。 3月5日に記念碑の完成セレモニーがありました。 伊豆の大仁ホテルを中心に、 巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんが現役時代、自主トレに使ったところです。 深い思い出があります。 高校3年の冬・・・。 隣の明くんが、新聞の切り抜きを持って、走りこんできました。 「長嶋が伊豆に来ている。会いにいきたい」 明くんは、小学時代からの野球少年、、 自らもサードで3番打者で熱狂的な長嶋ファンなんです。 新聞記事には、大仁の道路をジョギングしている長嶋の写真 明くんの熱意に感じて、その夜、決行することにしました。 免許は取ったばかりですが、二人ともあります。 車は明くんの家のバンを使います。 ガソリンはアルバイトで知った資材置き場のを携行缶にこっそり、 いただきました。 目印は、長嶋の後ろに写っている山の形・・・。 埃だらけの道をした走り、大仁に着いたのは、午前3時 果たして、目当ての山は見つかるでしょうか? 月明かりに、それらしい山影を見つけましたが、私は半信半疑 しかし、明くんの信念が奇跡を起こしました。 5時、うっすらと明るくなり、朝もやが漂っているロードの向こうから、 ランニングしてくる人影が二つ・・・。 長嶋さんと柴田さんでした。 感激すぎて、何も言えない明くんを察して。長嶋さんが 「グランドまでついて来い」 握手してもらい、記念写真を撮ってもらい、頑張れ、と頭を撫でてもらい、 明くんは、有頂天でした。 社会人になっても、野球を続けると言ってた明くんは、 この年の9月、ガンであっと言う間に逝ってしまいました。 名選手にあこがれて、伊豆を駆け抜けた冒険の軌跡を、記した地図を掲げる 精悍な方が、明くん、ヌボーとした方が私です。 長嶋ロードが出来たんだよって、今度、報告しようと思います。 |