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2016年09月09日(金) 

   少 子高齢化によって発生する問題への対策はいろいろ考えられているようですが、少子化防止に効く政策は見当たらないように思います。待機児童をゼロにする… は女性の就職には有用かも知れませんが、少子化防止には効果は疑問です。女性が働きやすくなり、却って子どもの数を減らす可能性もあります。むしろ女性を 働きにくくして、かつ収入を増やす方がいいようにも思います(補助金ではだめ)。家にいる時間を長くすることです、時代逆行ですが。


   最近は結婚を拒否している訳ではないのに、なんとなく独身を通し、高齢者になってしまった人もが増えたように思います。

 

   仲介・斡旋組織に依頼する程の積極性のない人達の肩をどうやって押すか、それに対する案が全く政策に上がってこないようです。政策の問題ではないのかも知れません。

 

   我が夫婦は見合い結婚です。弟も妹も見合い結婚です。長女も見合いで相手を見つけました。親戚を見渡しても、見合い結婚しかいないようです。 いずれも仲介業者は利用していません。

  

   私は12人と見合いをしました。廻ってきた話に全部に乗ったわけではありませんから、どの位の話があったのか、もう記憶にありません。恋愛結婚なんてはしたない…という雰囲気があったのでしょうかね。

 

    恋愛結婚の離婚率は見合い結婚の4倍あるそうです。あちこちでこの数値は使われているのですが、データー元が見当たらず、数値をそのまま信用していい かどうかは疑問がありますが、考えて見れば恋愛結婚の方が離婚率が髙いのは至極当然でしょうね。見合い結婚では本人よりは目の肥えた経験者が旨く纏まりそ うな組み合わせを考えて持ってくるのですからね。盲目の恋愛感情よりは冷静な判断に基づいている筈です。そう云った意味では集団見合いも経験のない当事者 だけの判断ですから、離婚率も少し高いかも知れません。

   かっては子ども達が独立し、暇が出てきた中年の人(多くは女性)がせっせと走り回ってくれていたようです(男性はまだ仕事中)。

 

   年頃の独身者の親元には自然と結婚話が集まってきていました。親同士、家同士が付き合って行きやすい、バランスのよい組み合わせが選ばれていました。

 

    普通は親が知り合いによろしく…と御願いすることも多かったでしょうが、別の人から依頼されて親に廻ってくるのも結構ありました。年頃になるとこのよ うな話が身近にウロウロしているので、特に結婚を決心して居なかった若者もそろそろ身をかためないといけないかな…と覚悟を決めたように思います。

 

    今はそのような斡旋をしてくれる人を見掛けなくなりました。その原因を調べて、元に戻す方法を考えるべきではないかしら。親の意識も昔に戻した方がよ いのかも知れません。そうして仲介・斡旋組織に依頼する程の積極性のない若人の見合いを進めるべきではないでしょうか。

 

   それが少子化防止のためには最も必要なことと私は思います。夫婦が子どもを産むかどうかは勿論自由ですが、結婚する人が増えれば出生数も増える筈です。

 

① 親がいい人はいないかしら…との依頼をしてこなくなったので、動きにくくなった。
② 中年女性も仕事につくようになって忙しい。
③種々の楽しみが増えてそちらに忙しく、また話が決まった時の喜びへの関心減った。
④ もう見合い結婚なんて時代遅れ。話を持っていっても相手にされない…との思いい込 み。または本当に相手にされない。
⑤家庭的な付き合いが減って、どこにどのような独身者が居るのかの情報がなくなった。(同窓生、仕事上の知り合い、遠い親戚、ピアノやお花や茶道の先生)
⑥生活がスマートになり、人のお節介をする習慣がなくなった。(災害時のボランティアは増えたのですがね) 

⑦………………

 

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閲覧数923 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2016/09/09 09:38
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2016/09/09 21:42
    shinobiさん
    一番は仲介業がなくなったことだと思います。
    昔はこのような人たちが最終的なキューピッドでした。

    加えて結婚願望が少なくなったと思います。
    お世話しようとしても一人のほうが気楽でいいという方が増えてきています。
    (昔はありがたいと思ったんですが今は余計なお世話ですか?)

    日本列島に最後に残る純日本人は誰でしょう?
    次項有
  • 2016/09/10 00:01
    鉛筆コッチさん
    > shinobiさん

    私も結婚願望はあまりなかったように思います。次から次へと話が来るので、根負けしたような記憶。

    少子化防止には結婚願望のない人(ただし一生独身で通す…という決意まではない人)を結婚させることが必要です。月下氷人の活動をどうやって復活させればいいのでしょうね。

    .
    次項有
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