あれ半月前に取ったばっかなのにまた生えている。茎の先に咲く白い花が良く目立ちます。花は良く見ればきれいだけど、そんなことを言って残しておいて実が落ちた日の翌春には、一面が苗だらけになってしまいます。それもそのはず北アメリカから次第に勢力を広げ今では世界中で手を焼いています。野生の植物はどれも、園芸植物のように一度に花を咲かせたり芽を出しません。一度に花を咲かせたり芽を出すとその時の天候などの加減で、実がつかなかったり枯れたりするとその年は種が実らず絶滅してしまう恐れがあるので、花や発芽の時期を少しずつずらしてリスクの回避を行います。そのためとってもとってもすぐ花を咲かせたり芽を出して来ます。こんなイタチごっこに根負けして、花を残して実が落ちた年のの翌春には、一面が苗だらけになってしまいもっと苦労をさせられます。日本には大正時代に園芸植物として持ち込まれたようですが、ほんとにこんな草誰が持ってきたのか。でも確かによく見れば花はきれいだけど。