少 子高齢化によって発生する問題への対策はいろいろ考えられているようですが、少子化防止に効く政策は見当たらないように思います。待機児童をゼロにする… は女性の就職には有用かも知れませんが、少子化防止には効果は疑問です。女性が働きやすくなり、却って子どもの数を減らす可能性もあります。むしろ女性を 働きにくくして、かつ収入を増やす方がいいようにも思います(補助金ではだめ)。家にいる時間を長くすることです、時代逆行ですが。
仲介・斡旋組織に依頼する程の積極性のない人達の肩をどうやって押すか、それに対する案が全く政策に上がってこないようです。政策の問題ではないのかも知れません。
我が夫婦は見合い結婚です。弟も妹も見合い結婚です。長女も見合いで相手を見つけました。親戚を見渡しても、見合い結婚しかいないようです。 いずれも仲介業者は利用していません。
私は12人と見合いをしました。廻ってきた話に全部に乗ったわけではありませんから、どの位の話があったのか、もう記憶にありません。恋愛結婚なんてはしたない…という雰囲気があったのでしょうかね。
恋愛結婚の離婚率は見合い結婚の4倍あるそうです。あちこちでこの数値は使われているのですが、データー元が見当たらず、数値をそのまま信用していい かどうかは疑問がありますが、考えて見れば恋愛結婚の方が離婚率が髙いのは至極当然でしょうね。見合い結婚では本人よりは目の肥えた経験者が旨く纏まりそ うな組み合わせを考えて持ってくるのですからね。盲目の恋愛感情よりは冷静な判断に基づいている筈です。そう云った意味では集団見合いも経験のない当事者 だけの判断ですから、離婚率も少し高いかも知れません。
年頃の独身者の親元には自然と結婚話が集まってきていました。親同士、家同士が付き合って行きやすい、バランスのよい組み合わせが選ばれていました。
普通は親が知り合いによろしく…と御願いすることも多かったでしょうが、別の人から依頼されて親に廻ってくるのも結構ありました。年頃になるとこのよ うな話が身近にウロウロしているので、特に結婚を決心して居なかった若者もそろそろ身をかためないといけないかな…と覚悟を決めたように思います。
今はそのような斡旋をしてくれる人を見掛けなくなりました。その原因を調べて、元に戻す方法を考えるべきではないかしら。親の意識も昔に戻した方がよ いのかも知れません。そうして仲介・斡旋組織に依頼する程の積極性のない若人の見合いを進めるべきではないでしょうか。
それが少子化防止のためには最も必要なことと私は思います。夫婦が子どもを産むかどうかは勿論自由ですが、結婚する人が増えれば出生数も増える筈です。
① 親がいい人はいないかしら…との依頼をしてこなくなったので、動きにくくなった。 ⑦………………
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