時々、早朝(5時頃から)にウオーキングをやっています、酸素ボンベを載せたキャリアーを曳いて。順路にもよりますが、数100メートから1.5キロメートルほどをゆっくりと歩きます。酸素吸入していても、せいぜい100m毎くらいに休憩が必要です。 休む場所は大体決まった所になります。
先日、6時頃、家近くまで戻ってきて、ある家のガレージ前のアコーデオン式引き戸に掴まって一息入れていると、寝間着姿のおばあさんが出てきました。
腰が曲がっていないからお百姓ではないようだ。
オハヨウゴザイマス…と挨拶すると、「早いね…」。(私の酸素吸入を見て)「肝臓でも悪いのかね」。イエ、私は肺が悪いので、これは酸素です。
「しかしまだ若いね。何歳かね」。(相手は私よりは少し年上とみたので、1歳サバを読んで)82歳です。 「そりゃあ若いね。これからだね。あまり見ない顔だが家はどこかね。」。すぐそこの突き当たりです。
「私はいくつに見える」?。(女性の歳を言い当てると具合悪かろうと)私よりは上でしょうね。「90歳だよ」。じゃあ○○さんのおばあちゃん(我が家と同じ組)と同じくらいだ。「あの人は私より年上」。
しゃべっていると酸素が減ってくるので、ゴメンね。お婆ちゃんは塀際にしゃがみ込んで草むしりへ。
帰って家内に訊くと、勿論名前は知っていて、ご主人はもう亡くなっており、子供一家と暮らしているとか。今度会ったら私はケヤキ(彼女の家の前の道から見える)の植わっている家にいることを伝え、名前を名乗るかな。
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