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2009年11月23日(月) 
マドリードのほぼ中央に「スペイン広場」という有名な広場がありそこのドンキホーテ像の前は人々の待ち合わせ場所となっていました。


私も待ち合わせでこの広場のすぐ近くまで行ったところ「ポン、ポン、ポン」と連続した音が聞こえた瞬間に警察官から道路に押さえつけられ「そのまま動くな!」と言われました。

怖々薄眼を開けて見るとこちらからは警察官が道路より一段下がった場所に並んで自動小銃で一斉射撃をしていました。

どのくらいの時間が経過したのか全く分からずに伏せていたら友人が来て「もう大丈夫みたいだよ!」と言われやっと起きることができました。

友人によるとETAによるテロを事前に察知して抑えたんだといっていました。

スペインには当時“ETA”(バスク祖国と自由)という強力なテロ組織が暗躍していました。
(おそらくまだ小さいながらも残っていると思います)
かなりの資金源を持っていて800人以上の要人や著名人を襲撃して殺害しています。

当時のスペイン首相ブランコ氏も通りかかった街角の地下に仕掛けられた爆弾により車ごとビルを飛び越え隣の道路まで吹き飛ばされて死亡していますので凄いテロ集団でした。

当時スペインはフランコ将軍の独裁政権でしたのでこのようなテロについては一切報道されず、情報は海外からだけでした。 

閲覧数1,846 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2009/11/23 23:21
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コメント(4)
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  • 2009/11/24 00:25
    こんにちは。

    ミーハーマダムの私は、
    たった一度行ったスペイン(アンダルシア地方)の
    大ファンです。
    ワクワク読ませていただきました。
    ありがとうございます!
    次項有
  • 2009/11/24 11:28
    鉛筆shinobiさん
    アンダルシア地方はヨーロッパの人からは「もうあそこはアフリカだ」と言われます。

    それくらい陽気が良くて何よりいいのは人懐こいことです。
    昼間の空の青さと夜の星の数は北の方と比べ物にはなりませんね。

    フランコ総統による独裁政治の良さも十分ありましたので又ご紹介します。
    次項有
  • 2009/11/26 11:58
    ぱーるさん
    スペイン、2度行ったことがあります。マドリッドだけですが。
    1987年と95年です。
    スペイン広場の前にホテルがあると思うのですが、トレドツアーの発着場所になっていて、そこでお茶を飲みながら待っていた思い出があります。

    87年当時、マドリッドがヨーロッパで一番治安の悪い街だから、とガイドさんに言われて行動していたことを思い出しました。
    独裁時代の方が治安が良かったんですね。初めて知りました。
    次項有
  • 2009/11/26 19:54
    鉛筆shinobiさん
    写真の後ろのホテルはプラザホテルと言ってあそこに宿泊できるのはリッチな方ばかり、庶民の憧れのホテルでした。
    当時の日本でいえば「帝国ホテル」のイメージでした。

    現在悪いのはルーマニアからの移民の人たちです。
    貧しいので置き引きやひったくり、果ては強盗などで暴れまくっています。
    私としては「何でこんな国にしてしまったんだ」と怒りに燃えています。
    本気で取締りを強化して行かないと観光立国として生きていけないと思いますよ。

    でも田舎の方に行くと昔ながらののどかさが残っています。
    定年後の方たちが朝から一杯ひっかけて大声で雑談しているのを見て安心しました。

    スペインはこの酔っ払い天国でないといけないと思います。
    次項有
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