私は若い頃に観光旅行の中で韮山反射炉の見学をしました。
当時は説明してくれる人もいなくて何のための施設だったかわかりませんでした。
いまやそれが世界文化遺産ですね!
途端に入館料も上がったそうですが・・・。
鹿児島に行った時、同じような施設が鹿児島にもあったということを聞いています。
薩摩藩も砲台を造っていましたからね!
最近になって歴史に興味が沸いてきたので後悔しています。
最後の夏休みとして、また1泊旅行に。 近場の世界遺産、韮山反射炉です。
途中の静岡で、県立美術館に寄ります。 今は「徳川の平和」展をやっていました。 狩野派の屏風図や江戸絵画がたくさんありました。 本当は、今人気の伊藤若冲の升目書きの絵を楽しみに来たのですが数点しかなくちょっと残念でした。
ロダン館は変わりなくそのままあります。 地獄の門、考える人は有名ですね。
韮山反射炉に到着しました。 ここではボランティアの人が説明してくれます。
説明によると、外国の侵略に備えて、鉄製の大砲を鋳造する為に作られたそうです。最初は伊豆の下田に作る予定だったのが、そこにペリーが来たため、韮山に移されたそうです。
石炭などを燃料として発生させた炎と熱を炉内の天井で反射し、集中させることにより、鉄をとかすことが可能な千数百度の高温を実現できる。 このような炎と熱を反射するしくみから「反射炉」と呼ばれたそうです。 縦長の塔は煙突です。
燃やした灰がここに貯まります。 溶けた鉄はこの穴から鋳型に流されます。 24ポンドカノン砲のレプリカ
説明を聞いて、反射炉の意味や経緯がわかりました。 大人の「夏休みの宿題」として覚えておこうと思います。 ボランティアの方ありがとうございました。
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