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2017年03月02日(木) 

(このような標題を付けると、皆君子危うきに近寄らず…とパスされるのかしら。
現在、我が国において憲法を改定しようという動きが出てきています。やや引きこもりがちになった老人にはこのような議論をするのはこのような場所のブログでやるしかないのですがねえ。

   是非皆さんの意見を賜りたいものです。賛成意見を貰っても私には何のメリットもありません。論理のおかしい場所、間違っている処などを指摘して戴いたり、論理的な反論を戴きたいものです。…という前書きを挿入た上で…。)


   憲法9条、2016年もノーベル平和賞を貰い損ねましたね。戦後70年以上も日本が平和だったのは、憲法と為政者の一方の寄与なのか両者の寄与なのかは私には判りません。

 

   第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。


   しかし、そこには高邁な思想が表現されているので、平和賞ももらってもいいようには私思っています、非人格にも与えられるのなら。


   単なる戦争を否認した国は多数あるようです。その一部を紹介します。

【コスタリカ憲法】
第12条 恒久制度としての軍隊は廃止する。公共秩序の監視と維持のために必要な警察力は保持する。
大陸間協定により又は国防のためにめみ、軍隊を組織することができる。いずれの場合も文民権力に常に従属し、単独又は共同して、審議することも声明又は宣言を出すこともできない。

【イタリア憲法】
第11条 イタリアは他の人民の自由を侵害する手段および国際紛争を解決する方法としての戦争を否認する。

その他; ハンガリー共和国憲法、アゼルバイジャン共和国憲法、クアドル共和国憲法

 

   これらの国に較べて戦力および交戦権の放棄まで決めた日本憲法第9条は遥かに進んだものでしょう。ノーベル平和賞を貰ってもいいように思います。

 

   しかし、現実問題としては、戦争や国際間に緊張の多い現在の世界情勢では9条を言葉通りに守っていては日本の平和は守れない…と思っています、現在の強力な自衛隊を保っていること自体が憲法違反だ…と私は考えるので。

 

   自衛隊は災害時の救援のために存在するのではなく、強力な交戦手段です。しかも、世界的にも有数の強力な戦力を持っています。国境の警備を含む領海の保安なら国土省管轄の海上保安庁が担当です。

 

   自衛隊は世界的にも強力な軍事力を有しています評価基準により順位はまちまちですが…。

 

世界第4位 http://karapaia.livedoor.biz/archives/52217416.html
http://newsln.jp/news/201509291637110000.html
http://ailovei.com/?p=60994


世界第 9位 https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%97%A5%E6%9…DzV#page=1

 

   現在の自衛隊の存在は明らかに憲法違反だと私は思っています。最高裁も未だ判断したことはありません。行政の勝手な判断があるだけです。

 

   しかし、他国の侵略に対して無抵抗主義で対応して国連などに訴えるだけで我慢するのでなければ(それも一つの案ではありますが、子孫にとっては平和とはいえないように私は思います)、少なくと交戦可能な自衛隊は必要であり、その自衛隊保持可能な憲法に、更にはコスト引き下げのために他国との共同防衛可能なものに換えるべきだ…と私は思っています。話し合いで国際紛争が収まる時代になれば復活してもいいでしょうが。

 

反論をよろしく御願いします。

 

.

 


閲覧数365 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2017/03/02 09:07
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