大分前から補聴器を使っています。
数年前から、日常生活において、カシャカシャとした紙の音、家内が食器を洗って洗いかごに積む時のガチャガチャ音などがうるさく聞こえるようになり、また家内からTVの音量が大きすぎる…とクレームがつくようになりました。
加齢と共に高音域が聞こえなくなることは承知しており、60歳を過ぎ頃に10,000Hz以上の高音域が聞こえなくなっていることは、測定して確認したことも有ります。しかしこれまでは格別不便も感じませんでした。
しかし2年程前からこれまでは問題がなかった、私の使っている 1965年頃購入したフルレンジのJBLのSP-LE8T(勿論何度かコーンは張り替えています。)で弦の音が聞こえづらくなり、主旋律が掴めない事が出てきました。 中途半端な高音が大きく聞こえ、さらなる高音が聞こえないようです。
他の病気で耳鼻科に行ったついでに耳の検査をしてもらったら、聴力が低下しているから、補聴器を使った方がいい…とのご託宣。使わないでいると却って聴力の低下が早くなるそうだ。
紹介して貰った補聴器専門店で調整を続けながら3ヶ月ほど試用通常用は高音域をカット、音楽用は高音域のやや低い方をカットとし、購入に踏み切りました。音量は5段階。耳たぶにかけるものです。
眼鏡よりは高かろう…とは思っていましたが遥かに高価でした。耳穴式かつ高機能のものは軽自動車と同じくらい。
耳掛け式はしょっちゅう外れて落ちます。落下防止用に紐がありますが、私の耳たぶ周りは大混雑です。眼鏡、酸素チューブ、補聴器、時には眼鏡紐、その上補聴器紐、全部掛けると大混雑です。
目には老眼鏡、耳には補聴器、口には入れ歯やブリッジ、ダメ肺には酸素吸入(場合に依っては車椅子)、直腸のほとんどをガンで削除(補助は不要だが排便が頻繁)など親にもらったこの身体、あまり大事に使わなかったようです。そのうち脳補助も必要になるかな。
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