8月には、佐束小、東山口小、西山口小で特別支援教育の夏季講座が行われました。この講座では、市内小学校で特別支援学級を担当されている先生から「インシデント・プロセス法」という事例検討の方法を紹介していただきました。支援が必要な児童への具体的な対応策を各校で出し合える、画期的な事例検討の学習会となりました。参加した各校の先生方から「今後の支援に生かせる事例検討法を学べました」という感想をいただきました。我々の知的発達キャラクターはそれぞれであり、個性が異なります。何でもすぐに決断できる人は、仕事は早いかもしれませんが後で「もっとじっくり考えて行動すればよかった」と嘆くこともあります。子どもたちは、大人にはまねできないような様々な才能をもっていますが、当然子どもたちにないものを大人がもっていることもあります。実際にはいろいろな部分で「おたがいさま」の関係が大切になってきます。児童、生徒一人一人をよく理解して対応していけるよう、特別支援教育について学んでいく必要があります。
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