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2018年06月05日(火) 

私が日向ぼっこする所にネジバナが咲いています。

元は5.6年前、川根の桜のトンネルの所にお花見に行った時お弁当を食べた芝生のグランドに芝ではない草が生えたいたのでネジバナとは知らずに1本失敬してきたものです。

夏になりネジバナと分かり、芝を刈る時も残して置いたら年々増えて咲いています。大きくなって邪魔になる草ではないのでもっといっぱい増えると良いなと思って大切にしています。

 

<捩花(ねじばな)はねぢれて咲いて素直なり>青柳志解樹(しげき)。ネジバナは夏の季語。まっすぐ天に伸びた緑色の細い茎に、小さな小さな桃色の花が、らせん階段のように並ぶ、野生のランだ。こんな句もある。<捩花のもののはづみのねぢれかな>宮津昭彦

▼それにしても、ネジバナの花々はなぜ、あれほど見事ならせんを描いているのか。富山大学の石井博教授らは、そのねじれ具合と、花粉を運ぶハチとの関係を調べた。ねじれが強いものと弱いものでは、どちらが生存に有利なのか

▼ねじれが弱いと、小さな花々が縦に並ぶから、ハチはたっぷり花粉を運ぶが、同じ個体の中で受粉される「自家受粉」を起こしやすい。ねじれが強いと、ハチが花粉を運ぶ量は減るが、すぐ他の個体に飛ぶので「他家受粉」となりやすい。量の面ではねじれが弱い方がよく、質の面では強くねじれている方がいい。一長一短。どっちもどっちというわけだ

▼ネジバナには右巻きと左巻きのものがあるが、これも半々。石井教授は「ねじれの強弱、右巻き左巻きで、どちらかが有利なら淘汰(とうた)が起きるはずですが、そうなっていない。そもそもなぜらせんなのかも、実は分かっていません」と解説する

▼強も弱も、右も左も。どっちつかずのねじれ方こそ、可憐(かれん)なネジバナのしたたかな生存戦略かもしれぬ

▼<まっすぐに生きてるつもりねじれ花>たかはしのぼる

 

↑↑(一年前の平成29年7月22日中日新聞朝刊コラムです)こんなの読むと余計に可憐で可愛い花に思えます。道端にも咲いているでしょう。

昨年はネジバナの投稿6月9日にしています、今年は今日あまり変わらないです、何ぜか、ちょっと安心。 来年も今ごろ投稿できるといいな。

 


閲覧数1,728 カテゴリ日記 コメント6 投稿日時2018/06/05 14:12
公開範囲外部公開
コメント(6)
時系列表示返信表示日付順
  • 2018/06/05 19:40
    ターコさん
    ネジバナ、一本が、こんなにも増えたんですね~♪

    お見事です!

    昨年までは神社の境内に2本、咲いていましたが…

    今年は咲いていないです。

    だんだん、草花も見れなくなるんでしょうね~(T_T)
    次項有
  • 2018/06/05 21:15
    ターコさん
      ありがとうございます。

    昨年咲いていた所ならその付近に今年も咲くと思います。まだこれからですよ。

    風に舞うような細かい実ですから思わぬところに生えて増えました。

    どんな草にも花は咲きますから見れなくなることはないと思いますが、除草剤など使うところでは、在来の草花は逃げられなく強い者だけが残ったり、外来種に負けてしまうこともあるでしょうね。

    ネジバナのねじれ具合も強い子孫を残すための知恵だとは感心しますね。
    次項有
  • 2018/06/06 10:32
    可愛いですね。
    毎年優しい気持ちにさせてくれますね。

    私はアザミや河原なでしこが好きです。
    河原なでしこはなかなか見かけなくなり寂しいものです。
    次項有
  • 2018/06/06 14:26
    みつちゃんさん
      ありがとうございます。

    なでしこですかいいですね、野生のナデシコは元々あまり見かけなかったですがアザミはこのブロックの所の草の中に先日咲いていましたが・・今どうなったかな?
    ナデシコと言えば「大和撫子」可愛い女性を連想しますが、女子サッカーの日本代表チームは「なでしこジャパン」強くなった、いいネーミングですね。

    ネジバナは痩せた土でも乾燥にも強い。そして可愛いです!
    次項有
  • 2018/06/18 07:42
    ターコさん
    ネジバナ、やはり、神社の境内には
    咲いていませんが…

    所がですが…
    狭い、我が家の庭の片隅に一本だけ
    咲いているのを見つけました!

    増えると、いいなあ
    次項有
  • 2018/06/18 14:43
    ターコさん
      ありがとうございます。

    ネジバナは多年性ですから花が散って(種が飛んでしまうと)いつの間にか葉も枯れて見えなくなってしまう時がありますが、また知らないうちに芽を出して来ると思います。一本でも種は相当稔りますから増えてくると思います。
    今生えている所は条件が良くてどこかから飛んできた種が発芽した訳ですから種が稔ったら採取しておいてその付近に蒔けば早く増やすことも可能だと思います。
    次項有
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