私は釣りはほとんどやらないですが、のらぼう菜さんの話に引き込まれてしまいました。
竿を手作りしている人がいるんですか、手間が掛かるんでしょうね。
ちなみに材料の竹は特別な種類でしょうか?
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掛川にきて三年目になりました。 井伏鱒二の昔のエッセー「やまめはあわせない」を読み、さらに瀬畑雄三翁に、魚はすぐに毛鉤はなさないから、糸はたるませていいんだよといわれて、アタリのあと間髪いれずにビシっとあわせをきめるカーボン竿を使うことを前提とした現在の渓流釣りが、必ずしも正解ではないのだろうと思うようになりました。 そして、調子のやわらかい和竿をつかい、あわせない、糸をたるませて「おくる」釣りが成り立つことが、原野谷川の釣りを通してよくわかってきました。これがおそらく、昔の和竿を使った渓流釣りなのでしょう。 というわけで、開運の一升瓶抱えて、川口の親方にたのみこんでいたやまめ竿(名前がまだないので、井伏鱒二インスパイアやまめ竿が仮称です)ができあがりました。やわらかく、やまめが食い込む、カーボン竿とはまったく異なる釣りができる竿です。 数匹釣りましたが、やはりこれはおもしろい。 日本の釣り文化は、イギリスに並ぶ豊かなものでした。 ブラックバスもいいですが、自分の世代がこういう日本の釣りを大切にしないと、せっかく花開いた日本の釣り文化がたえてしまいます。自分はまじめに遊んでいる? つもりなのです。 |