昨日のことになりますが、夜7時から美感ホールで開催された横国大の宮脇昭名誉教授の「ふるさとのいのちの森づくり」の講演会を聞きに行って来ました。
地球の環境破壊、炭酸ガスの増加による温暖化が進むなか、環境保全への関心が高まっていますが、本物の緑化とはどういうものなのか、ということを1時間半にわたり、ユーモアを交えてお話ししていただきました。
戦後、林業振興のために沢山の針葉樹が植林されたが、外材に太刀打ちできず、山の管理が出来なくなってきていること。
針葉樹は根が浅く、災害等に弱いこと。
街路樹として植えられている木は、自然界本来の植生ではないものが多く、始終人の管理が必要な上に大きくならない。
本来の植生にあった樹種(この辺だと、シイ・タブ・カシの木だそうです)であれば、植栽後3年目以降は管理がいらないそうです。
本物は何か、自分で現場に赴き徹底的に調べた上で自らも植樹するという、現場主義と自分で責任を持って仕事をすることの大切さもおっしゃっていました。
本物の自然の大切さだけでなく、自分の仕事のあり方を振り返る機会もいただきました。
環境保全に対する意識は高く持つことを心がけていますが、実際の行動にも取り組んでいきたいなと思いました。
なにか情報お持ちの方、お知らせ(お誘い)ください。<(_ _)>