今年最初の城攻めに小笠山砦に行って来ました。しかも今回は市の学芸員さんも一緒で、専門的なお話を伺いながらの贅沢な時間を過ごすことができました。 小笠山砦は徳川家康が掛川城攻めと高天神城攻めの際に使用した陣城です。 当時の徳川勢の築城技術を知ることができる貴重な遺構です➡学芸員さんのお話の受け売り。 堀切、竪堀、横堀、丸馬出しなど多様な技術を駆使して作られていて砦というよりはお城と言っていいくらいの規模と技巧です。小笠山砦が機能していたころの徳川家康がおかれていた状況を考えて、どういう意図でこの砦が築かれたのか考えるのがとても楽しく感じられました。 良好に遺構は残っていますが、案内看板は必用最低限で、ちょっと残念な感じでした。 もっと光を当ててあげたいですね。 |