昨夜、掛川商工会議所で開催されたユニバーサルデザイン講演会に行ってきました。
講師は、静岡市にある川口建築都市設計事務所の川口良子先生。
川口先生は、現在しずおかユニバーサルデザイン推進委員や中心市街地商業活性化アドバイザーなどを務めるほか、
静岡市の呉服町通りや七間町通りの整備に携わるなど、
まちづくりや地域づくりを手掛ける第一人者です。
先生がまず最初に定義として話してくださった「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」の違い。
自分はその違いをまったく知らずに、この2つの用語を使っていたんだと反省しました。
バリアフリーとは、生活していく上で障壁(バリア)となるものを取り除くこと。
ユニバーサルデザインとは、多様な人たちが利用しやすいように、生活環境をあらかじめデザインすること。
「取り除く」ことと「あらかじめ」の違いだと今回初めて知りました。
世間では、なんらかの配慮が必要な人が人口の1/3を占める。
それを理解した上で、道路や建物、施設を作る必要がある。
そして作った後も、不都合があれば修復・改善を繰り返して、
誰もが利用しやすいものにしていくことが大事とのことでした。
大変勉強になりました<(_ _)>