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2009年12月25日(金) 
12月になると市内のため池には「オシドリ」が渡ってきます。ハトより少し大きなカモですが警戒心が強くいつも木の陰に隠れていてなかなか姿を見せてくれません。冬のオスは背中にオレンジ色の銀杏羽と呼ばれる飾り羽が付いてきれいな色をしています。それに比べてメスは地味な色をしていて、そっとオスの横に沿うようにしているのでよく「鴛鴦の契り」などと紹介されます。
ところがこのオシドリ夫婦も繁殖のための一時の仲。冬にオスがきれいな羽で飾り立てるのもメスをナンパするため。朝早くオシドリの集まる池に行くとオスがメスを取り囲みにぎやかに鳴きながら銀杏羽や頭の羽根を立ててぐるぐる回っています。うまくペアができると今度は他のオスにとられない様に一緒にいます。初夏になり標高の高い山地水辺に移りオスは巣を作ってメスをそこに誘い産卵をします。産卵をするとここでペアはそれまで。オスは巣を離れて他のオスと一緒に群れ作って暮らします。そこにまだ産卵をしていないメスが来れば、また求愛をするといいます。結婚式などに行くとまだ「オシドリ夫婦のように」と年配の方がお祝いを言うのを聞いて、壇上で着飾っている新郎を見ると本物のオシドリのようにならなければいいなと不謹慎に思ってしまう。
掛川市内のため池にはたくさんこの鳥が渡って来ているので、1月の中旬に「自然観察ネットワーク」で観察会を行いたいと思っています。

閲覧数254 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2009/12/25 08:17
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