スズメは私たちにとって最も身近な鳥で、どんなに鳥に興味のない人でも知っていると思います。私たちにとって身近な鳥ですが、スズメの絵を間違いなく書ける人は少ないそうです。
写真は、日本の積雪地帯やシベリヤで繁殖して冬に日本の温かい地方に渡ってくるニュウナイスズメとスズメです。
どちらがスズメかわかりますか。
ところで最近の鳥学会の研究誌に日本のスズメが減っているという論文が掲載されました。原因は都会のビルや住宅の機密性がよくなってスズメが巣を作る軒の隙間などがなくなったためではないかと言われていますがまだ原因ははっきりしないようです。
写真の答えです。ほっぺたに奴さんのような黒い斑がある方がスズメです。
ニュウナイスズメは以前は掛川でもよく見られたのですが、最近は数が減ってここ10年ほどは見られませんでした。今年は和田岡の水田に50羽ほどの群れが渡って来ています。