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ほかにも、思いもよらない人からもあたたかい資金の提供があった。 また励ましの言葉もいただいた。 そして仕事を休んで検査に行ってくれると名乗りをあげた人が4人いた。 そのうち一人はこう語った。「もしこの検査をして、型が合って、ドナーとなって、提供したとき、万が一事故がおきたら両親をみる人がいなくなるなあ」 この移植は確立された採取方法だから滅多なことはないのだけれど、やはり心配はつきものだ。 自分の命を懸ける気力や強い意志がないと検査に踏み切れない。(と私は思う) 5人でK市立病院に検査に行くと、コウタくんのことをインターネットで知ったという若いカップルが同じ検査をするために遠くから来ていた。 お互いに「もし型が合ったら、コウタくんを助けよう」と誓い別れた。 病院では金額のことも、当日の対応も、いろいろな面でよくしてもらった。 つづく |