植物の花はどれも自己顕示欲が旺盛だと思います。きれいに着飾ったり、においを出したり、いかに自分をアピールして花粉を運ぶ虫たちを集めるかに苦労をしています。このトモエソウ自己顕示欲が高くなってついには花をよじってしまいました。花をよじって花びらの間に隙間を開空けることで、花びらが重なっているよりも面積が増えて、花の真ん中にあるおしべにも止まりやすくなりました。私が普段行う「自然感察会」(ただ花や鳥を見る観察ではなくて五感を使って自然を感じてもらいたいと思うので、感察という言葉を使っています)では、花を見たり撮ったりするときは、上からだけでなく自分が屈んでいろいろな角度で見たり撮ったりするとさまざまな発見がありますとお話をしているのだけど。この花だけは上から目線で撮らないと巴の花が生きてきません。