9/6に第4回目の学びのバスを開催しました。今回のテーマは「生活」ということで、毎日の生活に欠かせない水道、ごみ、下水処理の現場を見学しました。静岡県大井川広域水道企業団、環境資源ギャラリー、生物循環パビリオン・浄化センターを訪問し、そこでしか聞けないようなお話を伺うことができました。静岡県大井川広域水道企業団では水道水が作られる過程やその時に出る汚泥の処理など様々なお話をいただきました。お話をいただいた後、実際に浄水施設を見ました。塾生は何時間もかけて飲み水にしていく現場を熱心に見学していました。日頃なんとなく利用している水ですが、裏側ではこのような苦労があったのかと思い知らされました。水はもっと大切にしなくてはなりません。次に向かった先は環境資源ギャラリーです。環境資源ギャラリーはごみをただ処分するのではなく、有効に資源として利用することを目指しています。例えば、前処理としてごみをじっくりと加熱し、可燃ガス、カーボンに分解することや高温燃焼溶解炉で出た灰を「スラグ」という資源にすること、排熱を利用した発電などを行っています。説明では「混ぜればごみ、分ければ資源」ということを強調して説明してくださいました。実際に「ごみ分別ゲーム」をやってみると、意外とできていないことに驚く塾生が多かったです。その後、ごみがどのようにして処理されていくのか、施設内を見学し、理解を深めることができました。ごみを出すときには4Rを守りましょう。Refuse:リフューズ ごみになるものを買ったり、もらったりしない。Reduce:リデュース 詰め替え容器を選んだり、長く使えるものを選ぶReuse :リユース 捨てる前に必要としている人に譲るなど、 ごみにしないで再利用するRecycle:リサイクル:紙パックや発泡トレイなど、 ごみではなく資源回収へ協力し、 資源として活用する続いて、生物循環パビリオン、浄化槽を視察しました。生物循環パビリオンはし尿処理施設だけでなく、生物循環(エコサイクル)の学習展示施設としての顔も持っています。生物循環パビリオンでは、し尿がどのように処理されているのか説明をいただき、館内を見学させていただきました。小学生が多く訪れるということで、わかりやすいパネルや展示が多くみられ、中にはクイズ形式で学ぶことのできるものまでありました。浄化センターでは施設を見ながら説明を受けました。下水を処理し、川へ放流するまでの過程を一つ一つ丁寧にご説明いただきました。今回の学びのバスでは普段は入ることのできない場所へ行き、学ぶことができました。普段何気なく使っている水道、ごみ処理、下水処理には多くの方が関わっていることを改めて認識させられました。今回学んだことをこれからの生活に役立てていただきたいです。