オランダのクラブから清水エスパルスに移籍が決定した記者会見で、当時の社長は【初恋の人とやっと恋が叶った】とコメント。 超高校級と言われた小野伸二、彼が清水商業高校を卒業したら清水エスパルスに入団するものと周囲は考えていたし、本人もその気持ちがあった(筈)。 しかし運命とは皮肉というか…、彼が身の振り方を考える歳になったと同時に清水エスパルスは消滅の危機に…。 関係者の努力でチームの消滅だけは避けられたけれど、清水エスパルスと小野の恋は実る事無く終わりを告げてしまった…。 時は巡り、南アフリカワールドカップを視野に小野は日本復帰を決断。 清水エスパルスは本来ならばFW補強が急務だったにもかかわらず、10年越しの恋を実らすべく小野獲得に舵を切った。 静岡の、いや日本サッカー界の至宝とも言える小野伸二。 だれもが清水エスパルスで現役を終えるのではと思った。 でも彼は今回移籍という道を選択しそうだ。 2010年シーズン終了後に主力が大量に移籍したが、その時にも【サッカー界ではよくある事、新しい選手が入り新しいチームで頑張るだけの事】とコメント、少なくとも表面上は冷静な対応だった。 さて、今回は小野伸二自身の移籍話、この先にどんな結末が待っているのかな? 一部ではフロントとの仲違いが噂されているけれど、個人的にはそんな事は信じたくない。 これは移籍して欲しく無いという意味では無く、移籍の理由をそこにしたく無いという意味。 選手生命に視点をあてれば、ピッチに立つために移籍することは至極真っ当な選択だと思うから。 小野伸二、熱いハートみせてくれ!! |