pm2.5交じりの黄砂とスギ花粉が舞い散る中粟ヶ岳に行ってきました。
あたりがスギだらけの倉真の山は霞んで時々吹く強い風にあおられてスギの木からは煙が立ち上るように花粉が飛んでいました。
お目当てはダンコウバイの花です。一昨年見たときは「アブラチャン」と思い込んでいたのですが、最近その写真を見ていて芽の形が違うのに気が付いて、花の時期の合わせて時間ができたので行ってきました。まだ冬枯れの木々の間で黄色い花を咲かせるこの木はよく目立ちます。
「壇香梅」は本来はロウバイの品種の漢名で壇香はあの名高きビャクダンの漢名だそうです。この木も枝を折るとクスノキの仲間なのでつんとしたよい香りがしますが、銘木ビャクダンの名前をもらうとダンコウバイもちょっと気恥ずかしいかもしれません。
花はちょうど満開で、下を通る林道から見上げると青空によく映えて春になったと思えます。
これから粟ヶ岳はキブシの花が咲き一気に春が訪れます。