蒸し暑い日が続くようになってきましたね。
昨年の台風で周囲の木が倒れたりして心配だったナヨテンマが咲きました。
この植物は1856年にオランダ人が長崎で採集して名前を付けた植物で、細い茎の先に花が咲くのでなよなよしているところから名づけられました。
その後国内では生育しているものは発見されていませんでした。
それから108年後の1985年に掛川市内で市内の植物学者杉野孝雄先生が
、生きているナヨテンマを最初に見つけました。
それから28年今年も同所で花を咲かせました。
この植物は葉がないラン科の仲間で、地中に這った根に菌類を共生させ
そこから養分を得て生育する菌根植物です。
ですから周囲の環境が変わると発生しなくなります。
周囲にあった同じ菌根植物のウスギムヨウランはなくなってしまいました。
この植物も今年が見納めかもしれません。