今月10日、四国の方のショッピングセンターの建物内で、車いすに関わる事故がありました。 すでに報じられていますので、その内容を受けて書きます。 状況としては車いすの方と介助の付き添いの方が使用されたようです。その後方に今回の事故で犠牲になられた方がいたようであります。 鉄道駅のほとんどのエスカレーターは、一般の方の利用を一時制限し、装置を車いすモード、つまり、床を若干、広くした状態で車いすの方と介助の方を乗せるかたちで利用できるようになっていると思います。 今回の事故は無理にエスカレーターを使用されたこと。もし、そのエスカレーターが車いすモードの装置がないとしたら、エレベーターが利用できない事態に備えた対応が十分でないと考えられます。 また、このショッピングセンターにはエレベーターの案内掲示が限られていた点も。これは昨年11月に一部竣工した千葉駅の新しい駅ビルと同じです。 来年の通常国会で、3年後のオリンピック・パラリンピックをひかえてのバリアフリー法の改正案がでる予定。 あらためて、バリアフリーに欠かせない施設の検証や点検が必要に思います。 |