いつも発信が遅れます。
毎年ニュースでも流れます、「 トラ・トラ・トラ 」ですね。 太平洋戦争の始まり、真珠湾攻撃を描いた映画のタイトルです。 投稿前にネットで調べると、” 真珠湾攻撃が奇襲により開始されることを伝えた電信の暗号略号である ”と書かれていました。
でも、私にとっての12月8日は、鞴祭(ふいごまつり)です。 務めていた会社は戦前からある会社で、8月6日や9日(原爆の投下された日)にはサイレンを吹聴しておりました。
4月末には、組合主催の” メーデー前夜祭 ” があり、組合員も管理職も入り乱れて食堂で盛り上がっておりました。
夏には、会社主催の” 納涼祭 ” がありました。 会社の隣は、川崎競馬場、その先は多摩川。更に先には” コロンビア ” があり、同じグループ会社の縁もあり、何年にも渡り歌手(コマドリ姉妹)などを音響や司会付きで呼んでいました。
更にもう一つ、社内でお酒の飲めるのが” ふいごまつり ” でした。
工場には、ボイラー設備があり、ここが大本山。 他に、板金職場・熱処理職場など、私の入社した年にはまだ鋳物工場があった。(昭和46年) 焼き嵌め炉がある職場、恒温槽がある職場など、現場の全ての職場が火や熱に関わるものがあると言う事で祭りに参加していました。 会社からは、それらの職場にお神酒(一升瓶)とスルメが渡されていました。
間接部門の人たちも、関係する現場を訪れ、日ごろの協力にたいする感謝を述べつつ杯を重ねておりました。
ですから、12月8日は” ふいごまつり ” です。
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