20日にベッコウトンボがタンデム飛行していました。 その1回のみで写真に収めることはできませんでした。
ネットで検索しましたが見つかりませんでした。 オオシオカラトンボのタンデムの形です。 ベッコウトンボも同じ形です。
交尾の後、メスに逃げられないように首根っこを押さえつけ、タンデム飛行へ移ります。
タンデムの状態から、メスが水面に何回も腹を打ち付け産卵します。
その後、タンデムを解消し、離れます。
なぜ、メスを離さないか。離せば他のオスに捕まり、自分の精子は掻き出され、他のオスとの交尾が行われてしまうからです。
さて本題です。 私が観たベッコウトンボのタンデム飛行は、黒いトンボどうしだったと言う事です。
オスは羽化後10日で成熟し、それまでに黒くなる。 メスは黒くならず、ベッコウ色のままである。
ですから、黒とベッコウ色の組み合わせが多いと思っていました。 その日観れたタンデムは1回、それが黒と黒であった。
メスの生涯の終盤には黒くなる。
3月25日が羽化第1号であれば、寿命1か月のベッコウトンボ 黒と黒の組み合わせでもおかしくないのかもしれません。
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