いいねぇ!!
外は寒いけど
心はほっこりです!
人間は、どんな人も仏性があると言いますが…
垣間見た気がしました。
カルガモちゃん
無事に引っ越し出来て良かったね~(^_^)v
市民タイムズ 2009年6月13日付 朝刊 【車止め見守る家族愛】 お騒がせ カルガモ親子引っ越し 松本市蟻ケ崎二、三丁目境の市道・こまくさ道路城山公園入口交差点で12日十二羽のひなを連れて引っ越しをするカルガモに一家が、近所に人に発見された。交通量の多い道路を横断しようとしたため、心配した人たちが一緒に歩いてドライバーに注意を促したり、停車を求めたりと、温かい光景が広がった。 道路の側溝にひなが数羽落ちて、親がしきりに鳴いていたため発見された。居合わせた男性たちが側溝のふたを取って、ひなを戻してやると、親は安心したように移動を始めた。行き先に迷ったのか、こまくさ道路を東から西、西から東へと二度横断し、その度に随行した人が頭を下げて自動車を止めた。 約1キロを歩き、最後は、高さ1メートルほどの大門沢橋から12羽が川に飛び降りて引っ越しが完了した。最初に親子を見つけ、一部始終につき合った蟻ケ崎二の美容院経営・粟生(あわせ)進さん(64)はほっと息をつき、「人間もがんばらなくっちゃ」と笑顔を見せた。ひなが一人前になるには3か月間ほどかかる。アルプス公園小屋と小動物の森は「そっとしておいてあげて」と呼びかけている。 (高石雅也) 《カルガモ親子の 引っ越しドキュメント》 ●午前11時30分ころ こまくさ道路の城山公園入口交差点近くで、カルガモ親子が近所の人に発見される ●11時40分ころ 側溝に落ちていた1羽が、集まった人たちの手で救出され親鳥に合流 ●11時48分 こまくさ道路を西側に横断、周囲の人たちがドライバーに頭を下げて車を停車させる。 ●11時57分 西に進むと見られた親鳥は再びこまくさ道路に戻り、松本蟻ケ崎高校近くで東側に横断 ●午後0時10分すぎ 親鳥が大門沢橋から大門沢川に飛び降りる。数羽のひなが後に続くも、高さが1メートルほどあるため、5羽ほどが飛び込めず右往左往 ●午後0時30分ころ 最後の1羽が川に飛び込み引っ越し完了 ○〈読者投稿〉 小さな地方紙のトップを飾った、カルガモ親子のお引っ越しの記事です。自分が盾になって車を止める女性と、まるで孫でも見守るような男性。遠くからそっと見ているご近所さんたち。地図と合わせて、自分もその場にいたかのように、みなさんのハラハラした様子がよく分かりました。誰も気がつかなければ「あわや」という場面。無事で本当によかった!「松本の人っていいなあ」と改めて思うことができました。 それにしても、母ガモは川の場所を知っていたのでしょうか?無事にたどり着けるか、不安はなかったのでしょうか?母の強さと、約1キロの道のりを、ひたすら信じてついて行く子ガモのいじらしさに、子育ての原点を感じました。家族の団らんのひとときに、話題を提供してくれた記事でした。 中山洋子さん 50歳 長野県 × × 誤字脱字写し間違いあります。 |