八田英二 日本高等学校野球連盟会長の講評です(テレビ字幕を写す)
講評します。全国高等学校野球選手権の新たなスタートとなった第101回大会が幕を閉じました。 今大会はまれに見る接戦 熱戦の連続でした。延長に入った試合は7試合。サヨナラで決着した試合が5試合ありました。さらに1点差の競り合いは実に15試合を数えました。 選手諸君のたゆまぬ努力の成果 その実力をいかんなく発揮した結果だと思います。
大会第8日、敦賀気比の杉田君は大会6度目となるサイクル安打を達成しました。大会11日の第2試合 星陵と智弁和歌山の試合は今大会で唯一 タイブレークまでもつれ込む接戦で記憶に残る試合となりました。星陵の奥川君の計23奪三振の力投に智弁和歌山の投手にも熱がこもり1対1のまま14回へ 最後は、福本君がサヨナラの3点本塁打を放ち 星陵が3時間近い試合を制しました。
履正社高校の諸君 初優勝おめでとう 昨年の大阪桐蔭に続く大阪勢の優勝で大阪の強さを全国に印象づけました。 一回戦で1試合チーム最多タイの5本塁打をマークするなど 4番を打った井上君を中心に その長打力には目を見張るものがありました。 先頭打者の桃谷君は準決勝までの5試合すべてで第1打席で安打。とるべくして得点を重ねてきました。二人の投手を中心とした守備も高い水準にあり頂点に立つのにふさわしいチームでした。
星陵高校の選手の みんな 準決勝おめでとう すばらしかったのは投手力だけではありません。準々決勝では22安打17得点と大会中盤以降は打線も活発になりました。 第77回大会以来の決勝進出を果たしたのはチーム一丸となった結果だと思います。
本日の決勝戦で高校球児の夏はすべて終わりました。しかし、この瞬間から皆さんの未来が始まっています。新たな目標に向かって挑戦を続けてください。 皆さんはこの大会で大輪の花を咲かせましたが、花から始まる花はないと申します。
三つのPRで始まる単語を贈ります。 プライド 甲子園球児という誇りを胸に プリパレーション 一つ一つ準備を積み重ね、そして、プロクレス。一歩一歩これからも着実に歩みを続けてください。
皆さんの輝かしい戦績は歴史の新たなページに記されようとしています。 選手の皆さん本当にありがとう
× × テレビ字幕を写しました。間違いはごめんなさい。 静高が一回戦で負けてしまったので今日の決勝戦までよく見た試合はありませんでした。昨年は静岡代表が負けても。あの金足農が残っていたので今年より楽しめた気がしました。
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