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古代ローマ帝国の皇帝は、市民に食糧の無償配布と、競馬や剣闘士の試合などの見世物を提供することに心を砕いたのだそうです。 働かずとも食糧が得られ、楽しいことに熱中できる国家が健全な国であるはずもなく、強大な勢力を誇ったローマ帝国が衰退していく一因となったと言われています。 今回の選挙戦である候補者が著名な喜劇芸人を連れてきた、という話を聞いたときに、頭に浮かんだのがローマ帝国の「パンとサーカス」の話でした。 今後の市政をうらなう選挙戦がひどく低俗なものになった気がしたのは僕だけではなかったと思います。 日本の国は急速な変化のときをむかえています。 少子高齢化→社会保障費の増大、人口の減少→国としての生産力と消費力の低下・税収の減少… 近視眼的な政策の垂れ流しと、過剰な(方向性を誤った)行政サービスは、行政運営を圧迫するし、市民にとっても幸福な状況とは言えないのではないかと思います。 今回、私たちは時宜に適った選択をしたのではないか、と思います。 |