今晩もマニアックな世界におつきあいいただきありがとうございます。今夜は「撮り鉄」派の生態についてお話してみようと思います。
「撮り鉄」派の皆さんは文字通り鉄道を被写体に写真を撮る人たちのことを指します。
皆さんも電車に乗車された折に、駅のホームや線路際でごついカメラや三脚を構えたお兄さんやお姉さんをご覧になったことがあるのではないでしょうか?
鉄道を被写体にする際は対象が高速で移動しているために撮影技術も高いものが要求されますし、カメラもかなり高級なものになってきます。従って、線路際でカメラを構える人たちは大抵、大きな三脚を構え、その上にごっつい一眼レフカメラ、それに装填される大口径の望遠レンズ…、という具合で大砲がずらり並んだようなその姿は、理由を知らない一般人を圧倒させます。
彼らの被写体になるのは、廃止される路線であったり、引退間際の車両であったり、日頃その路線では見られない車両が遠征で入線する時であったり、と非日常的な風景や車両を追っかけることが多いです。
メインの被写体となる鉄道車両のみを画面いっぱいにして撮る人もいますが、中には季節の風景を鉄道写真に織り交ぜて芸術的とも呼べるような写真を撮る人もいます。
一箇所の撮影地で複数の撮り鉄ちゃんが来た場合には、最初に来て撮影ポイントを決めた人が優先され、後から来た人は前に来た人の邪魔にならないようなポイントで撮影することが暗黙のルールとなっています。
ルールを守れない人には撮り鉄ちゃんは容赦なく攻撃をします。大井川鉄道で桜の時期などには鉄ちゃんと一般の観光客との間でのトラブルも発生しています。何時間も前から撮影ポイントで待機しているツワモノがいるということをご記憶しておいていただければ幸いです。
以上、「撮り鉄」派の生態についてお話してみました。