>minonさん
今度は搭乗促進施策を全路線に拡大するんだそうです。
ANAの主張を受け入れたのでしょうが、なんとも無駄な出費ではないかと思います。
僕も、熊本便に乗って、熊本城・肥薩線・鹿児島で黒豚やさつま揚げ、黒酢とかグルメしまくって、鹿児島便で帰ってくる、なんて旅行プランを暖めていますが、先立つものが…。
実際問題、僕が使うとしたら数年に一度でしょうね。
使おうと思ってほいほい乗れるものでもないですからねぇ。
静岡空港でANAが怒っています。 静岡からの撤退も示唆したそうなので、警告とは言えかなり本気っぽいですね。 そもそもが、たいした需要も無いのに、さも需要があるかのように偽って飛行場を持ちたいというという願望も満たすためだけに始まった点に問題があります。 結果①…需要が見込めないから搭乗保証なる餌を吊るして定期便を強引につくる。 結果②…静岡から撤退することが決まっている航空会社に保証料を支払いたくないので、税金を投入した妙な搭乗促進策を打ち出す。 おそらく、規定されている70%の搭乗率は満たすことはなく、搭乗促進で大金をばらまき、保証料の支払いも求められるということになりそうです。 特定の事業者のみが利する支援策は行政の手法としてはNGだと思います。ANAが怒るのももっともな気がします。 行政は何か作ることには熱心でしたが、完成後の運営や施設の有効活用についてはあまり考えてこなかったのではないかと思います。施設を作る(=公共事業)ことそのものが事業目的とされてきたことが主因だとは思いますが、箱物建設後の経費で行政の財政は圧迫されていることは間違いありません。 巷には、景気の回復に財政支出を期待する向きもあるようですが、作ることのみを目的とせず、その後の後のことまで考えないと、怨念の連鎖で大変なことになりそうです。 これは市でも同じことです。何か事業を始める際はよくよく検討したうえで、一度作ったものは真剣に活用方法を検討しなくてはいけません。 空港行政の失敗事例として静岡と茨城が度々取り上げられますが、悲しいことですね。 |