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★ 「臓器移植法」が改正され、幼い子供からも心臓などの移植ができる事になりました。 今まで、15歳未満の子供の臓器移植は海外でしか行えず、渡航費用を工面するのも大変…という状況を、何度もニュースで見ました。そうした状況に置かれた親なら、今日の法案可決は、我が子を救う重要な道だと感じると思います。 一方で、我が子が脳死判定を受け、臓器提供の可否を迫られる親の立場を考えた時、もし私なら?果たして「人様のお役に立てるなら…」と、臓器提供できるだろうか…と、考えさせられます。 今まで、海外で移植を受けた子供たちのニュースを聞いて、「ああ、手術を受けられて良かったな」とは思っても、その子に臓器を提供した子供の命の事は、考えた事もありませんでした。でもきっと、そうして臓器提供をしてきた海外の親御さんにも、きっと「我が子が死んだなんて信じたくない」という葛藤があったでしょう…今まで他人事だったそうした葛藤が、今後は我が身に起こるかもしれないんですよね。 私が十代の時、「臓器提供意思表示カード」を私が持っている事を知った両親は、曇った顔をしました。その時は、「なんでいい事をしようとしてるのに、ウチの親は喜ばないんだろう?」と思っていましたが、それが、私の両親の正直な“親心”だったのだろうと、今となっては思います。私は果たして「その時」、冷静に考える事ができるだろうか…答えは簡単には見つかりそうにありません。 今はただ、我が子が移植を受ける側にも提供する側にもならずに済むように、健康を守れる親でいようと決意するばかりです。
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