センブリは、日当たりのよい痩せたところに生えます。二年生の草ですので、前の年の秋に芽が出てそのまま冬を越して翌年に花を開いて枯れます。ある本にセンブリの花を「天の川から星が降ってきて、そのまま花になったようで美しい」と書いてありました。確かに枝の先端に咲く小さな白い花は星のようで、こんなきれいな文章で紹介されるセンブリは幸せです。
このセンブリは、胃の薬としても有名で薬を煮出す道具(薬缶)で千回煮出しても苦味成分がなくならないで効果があるというのが名前の起こりです。
確かにセンブリの葉をちぎって一口噛んだだけでも苦味が口中に広がりなかなか消えません。そのため前の晩少し飲みすぎたなという時にもこの葉をかむとすっとします。
センブリの種はとても小さいので種に発芽養分が十分にないので、ランと同じように菌糸の助けを借りて芽を出します。