自然観察ネットワークの親子二組と大人二人で小笠山にツクバネを見に行ってきました。子供たちは道の脇になっている割れないアケビのムベやキウイフルーツの原種のサルナシをこわごわ舐めていました。山頂付近にあるツクバネの実は羽根が少し枯れかかっていましたが何とかお目にかかることができました。帰りの林道沿いの崖にあるヤマハゼは紅葉が始まり、晩秋の日に映えてきれいでした。
ヤマハゼの木の芯は黄色で、昔は黄櫨染めの染料にしたり、弓を作ったりしたようです。また、実は絞ってロウソクの原料の蝋も採ったそうです。
今年は秋に台風が来たので山の紅葉はいまひとつのところが多いのですが、身近なところでこれから紅葉する木が見られます。