大東にある「吉岡弥生記念館」が来年5月に行う薬用植物の観察会の観察ルートを決めるための現地の下見のガイドに行って来ました。入山瀬から小笠池に行く道を記念館の職員の方と一緒に歩きました。1時間半ほど歩いたのですが、事前に調べていった薬用植物は25種類ほど見つかりました、他にもツリガネニンジンなども生薬にあるのでこうした物も含めると身近にもずいぶんと薬用植物があります。今まではこのような目で植物を見ていなかったのでこれからはもう少し勉強すれば面白いと思いました。
途中の谷にあったヒヨドリジョウゴ。これは薬用でなくアルカロイドがある有毒植物。積雪地のヒヨドリが渡ってきて鳴き声がよく聞かれるようになる初冬に、赤い実が目立つのでヒヨドリが好んで食べるとされ「鵯上戸」と名前が付けられたが、赤い目立つ実なら何でも食べるヒヨドリもこの実は食べないので、つる状の茎にたくさん付いたままぶら下がっているのが多い。