川の堤防の草が伸びてきたので草刈りをしました。また半年間の草刈りローテが始まります。草刈り機を掛けて大きく伸びたカラスノエンドウを刈りはらっていると下から、コバルトブルーの花が目に飛び込んできました。キランソウの花です。この花花びらは5枚ですが、上の花びらは退化してほとんどなく、その代り下の花びらが「あっかんべー」をしているように長く伸びて先が広がっています。
この草、葉は地面にへばりつくように開いていますので、草刈り機で刈っても刈られることはありません。別名を「地獄の釜の蓋」と言います。民間薬として胃腸病、胆石痛、神経痛、高血圧とその薬効は幅広く、病人を助けるので、地獄に開いている釜にふたをしてしまうことから付けられた名前です。ところが物事は表と裏があって、病人の側からは地獄に行かなくてもよかったのですが、もうひとつの名が「医者殺し」。どんな病気にも効くので、薬を乱用して高く売りつけていた悪徳医は、薬が売れないのでこちらは地獄に落ちてしまいます。
ひとつで万病に効くというキランソウですが、果たしてその薬効はいかに。私には麦や米で造った「百薬の長」が最も効きます。