先週田植えをした田で、イネの株が抜けているところを補う補植をしました。今年作った水路では、メダカやシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシが元気で泳いでいます。
タモで掬うとホトケドジョウが入ってきます。ホトケドジョウは、ドジョウに比べて体がずんぐりして口先が丸いので地蔵さんが水に入って化けたという言い伝えからついた名前です。ドジョウのひげは5対10本なのに対しホトケドヨウは4対8本です。ドジョウは土から生まれる(土生)と言われるように、水がなくなれば土に中に潜り、口から空気を吸い込み腸で呼吸ができますが、ホトケドジョウはえらでしか呼吸ができないので水がなくなれば死んでしまいます。その上高温に弱いので、湧水のように一年を通して水温が一定でないと生活ができません。
こんなホトケドジョウですが、正面から見ると8本のひげとともに口の脇にある黒い班がドジョウひげのようで、とぼけたお地蔵さんです。