環境政策課から掛川城の木に絶滅危惧種のシダが生えているという電話があったけど見に行ってもらいたいという電話があり行ってきました。場所は二の丸美術館の入り口のムクノキ。見つけた人は掛西の卒業生で高校時代は生物をやっていた方のようでした。現地に行ってみると確かに絶滅危惧種の「マツバラン」が木についていました。マツバランはランと名前が付いていますが、シダの仲間。葉がマツの葉のように細いので付いた名前です。江戸時代から山野草盆栽にされてなかなか人気があったようで、最近では山の中の本来の自生地は減ってしまったのですが、町中の木や石垣についているのがよく見つかります。この株もその一つですが、緑の松葉のような葉がよく伸びてなかなか涼しげでいいものでした。