今年の掛川市の自然環境調査のテーマはホタルです。
公募で集まってくださった71名の人たちが市内のホタルの生息地を調べてくださっています。調査地の中には、山の中などのさみしいところがありそのようなところは私が回っています。
今年は春先に寒かったためかホタルの出るのが遅れましたが、先週の半ばからは、数が増えてきました。昨日（6/1）には高天神城跡の南の谷津田に行ってきました。ここは道路から離れて周りが山に囲まれているので、高天神城跡の駐車場の明かりが上の方に見えるだけで光るものは何もありません。
こんな場所は、軌跡の写真を撮るのにはうってつけ。まだ明るい19時頃に現地に行きカメラのセットをして暗くなるのを待ちます。山の中からはフクロウの「ゴロスケッホっホ」声がしてきます。周囲が暗くなり始めた19時30分頃から目当ての柳の木にホタルが登ってきます。そして枝先の葉に止まると一斉に光り出します。高さ1.5m程の木に５０匹くらいのホタルが止まっています。そして次第に飛び立ち周囲を舞いまわります。ホタル放流をしているところは数は多いですが、人もいっぱいです。
ここは私一人の独占席。市内にはこんな場所がまだいっぱいあります。