8年ほど前に福島から種を持ってきた「ヒツジグサ」の花が今年も開きました。幾枚も重なった白い花びらからなる花を水面の咲かせます。この花の開く頃が未の刻(午後2時頃)ということで付いた名前ですが、夏の暑い時などは、午前中から開いていることもあります。そんなことから、葉が真ん中で裂けているので羊の足跡に似ているからヒツジグサだと書かれた本もありました。この夕方には閉じて3日間開閉を繰り返えしたあとは、水の中で種を作ります。水の中に幾重にも重なって開く白い花びらはなかなか清楚でいいのですが、枚数は決まっていなくて中には花びらが雄しべの役割を持っているものもあります。これはこの花が原始的なものでおしべは花弁が変化したものなので、その進化の途中を現しているとされています。園芸品の温帯スイレンと比べると花も小さくて白だけですがなかかないい花です。