11月7日に掛川市の生涯学習センターにて「お茶のまち掛川づくり」シンポジウムが開催されました。その記念すべき第1回のオープニングセレモニーとして、松井掛川市長による“掛川方式”の「茶壷の口切り」が行われ、<掛川茶口切りの会>がお手伝いさせていただきました。 ステージでの様子と解説を紹介いたします。 初夏に摘まれた新茶を茶壷に詰め封印します。そのまま半年間寝かせておきますと、お茶は熟成されまろやかな風味を増して行きます。立冬を迎える頃、茶壷の口を切り、今年詰めた新しいお茶を賞味して「お茶のお正月」を祝います。川勝知事に「お茶入日記」をご覧いただいています 「お茶入日記」は、お茶を壷に詰めた時、茶師がお茶の種類を紙に記して、茶壷を保管する木箱の蓋の裏に貼ります。茶壷には、掛川産のてん茶が詰められております。中央には和紙に詰められた濃茶用の茶の葉(加久良・松寿)、その回りに薄茶用の茶の葉(若葉の白)が詰められております。このてん茶を石臼で挽き、「ふるい」でふるって抹茶にいたします。 江戸時代、京都の宇治の新茶を壷に詰め、江戸の将軍家に運ぶ「お茶壷道中」が行われておりました。「お茶壷道中」は将軍通行に匹敵するほどの権威を持った儀式でした。わらべ歌の「ずいずいずっころばし」はその様子を、 「行列が見えたら粗相しないように、家の中に入り、戸をピシャッと閉めて静かにしていなさい」(茶壷に追われてとっぴんしゃん)と歌っています。 和室にて、てん茶を石臼で挽くデモンストレーションも行い、大勢の方に体験していただきました。皆様 石臼の重さにビックリ!コツを覚えてぐるぐる回してしまう方も…1分間に60回ですよ!! 挽きたての抹茶は、数日前のものより少し苦味がありますが、市長口切りのお茶は、新緑のさっぱりとした若さ溢れるお味でした。 川勝知事様 松井市長様 ご協力いただいた皆様ありがとうございました。心より感謝申し上げます。