市役所の駐車場はいつ行っても車がいっぱいで多くの人が行き来している。その人の間を縫って秋から冬は、芝生に落ちたエゴの実をヤマガラが拾って殻を割ってついばんでいます。車を止めてコツコツという音がするので頭を上げると、指で器用に実を押さえて口ばしで叩いている姿が見られます。人の往来の激しい中でいるので、森の中にいるものとは違って、人慣れしているので、カメラを持って5m位まで近寄れます。
エゴの実はサポニンを含んでいるので、子どもの頃は、田んぼの溝に流して、浮いてくる魚を採りました。こんな毒もヤマガラには平気で、いくつもいくつも拾っては割っています。
このヤマガラとエゴの実の関係、エゴにとっては殻をつぶして割られてしまっては、芽を出すことができません。一方的にヤマガラの餌の供給減になっているように見えますが、このヤマガラには貯食という習性があり、時にはエゴの実を他に運んで地面や木の割れ目に蓄えるそうです。この貯めた木の実はすべて食べられることはなく、忘れ去られるものも多いということなので、物覚えの悪いヤマガラにエゴの木は、実を削って種子を広げてもらっています。