昔中国に一日100回も事をこなす羊がいたそうな。その羊を観察していると事を終えるたびにある草のつぼみを食べていることが分かった。きっとこの羊の絶倫の元はこの草だと草を採って煎じて飲んだところ、今まで杖をついて歩いていた老人が杖をつかなくても歩けるようになった。そこで付いた名が放杖草。漢方の生薬名は、淫羊かく。そんな草も、花は下を向いて咲くので姿を見るとホントに大丈夫かと効果を心配してしまいます。下から見ると花の中央に黄色い雌しべと雄しべがありその横に細長い蜜が入った距という袋と花弁が4つあります。花をひっくり返すと少し下の曲がった距が、船の錨の先に見えるのでイカリソウと言います。花の色は紅紫色のものが普通だと言われていますが、遠州で見られるイカリソウはみな白い色です。この元気絶倫になると言われる植物も、山の手入れがされなくなり次第に数が減って来てしまっているので、山から採って来て焼酎に漬けて飲むには量が少なすぎます。