1カ月程前のNHKクローズアップ現代で放送されました。 DVDに撮り貯めしておいたのをようやく見ました。 震災による交通網の混乱で自転車通勤が一躍注目を浴びています。しかし、日本の自転車通勤事情は、自動車最優先の交通事情、公共交通機関に関する意識の希薄さなどが相まって非常に危険な状態にあります。 違法駐車の車両と高速で走りぬける自動車の狭間を走るサイクリストの様子が映し出された東京の状態を見ると、とても自転車で走りたいとは思えません。 一方、静岡の田舎でも、細い道路でも通勤の車両が抜け道として沢山使いますし、歩道は自転車OKのところでも段差が多くつねにパンクの危険と隣り合わせ。歩行者がいれば、スイスイ走るというわけにもいきません。 ヨーロッパでは自転車専用車線が大規模に整備されているようですが、日本では道路は依然として自動車のものです。 長期的な施策の立案や実行は最近の日本人のもっとも苦手とするところかもしれませんが、ここは地方都市から名乗りをあげて、全国に先駆けて掛川が自転車と歩行者と自動車が共存できる街をつくれないものだろうかと思います。 まずは自分の自転車通勤の復活ですな。 |