鉄道愛好家を「鉄ちゃん」と呼ぶように、郵便に関することを趣味とする人たちを「郵ちゃん」と呼ぶことがそんなに浸透しているとは思いませんが、実は身近に郵便関係の愛好家がけっこうな数生息しているのではないかと思います。
郵便に関するもっともメジャーな趣味と言えば「切手集め」でしょうが、それ以外にも旅先の郵便局窓口で貯金をして回る「旅行貯金」も割と有名ですね。
駿河守がここ2~3年程前から始めた郵便に関する趣味があります。
「風景印」集め、です。
無機質な消印とは違って局ごとに景色や産物などを図案化した風景印は味があって、旅の思い出にぴったりです。
この本の作者は仕事のかたわら全国1万局以上の郵便局をまわり風景印を集めまくったんだそうです。
駿河守は風景印だけを集める旅には否定的な立場。
お城巡りやグルメ、撮り鉄に乗り鉄、旅の中でしたいことはいっぱいあるので、風景印集めは行程上、時間的余裕がある場合のみ。でも、事前調査で美しい図柄のものがあると足を延ばしたくなります。
地域によっては地域興しの一策として風景印のデザインを考えて郵便局に設置しているところもあるのだとか。掛川でもいくつかの局にすでに設置されていますが、市全体で名勝や産物をデザイン化してみたらどうだろうか?なんてことを考えたりしています。