いつの間に広島のサッカーは小賢しいものになってしまったのか?
数年来、流麗なパスサッカーで魅了していると思い込んでいたが、目の当たりにしたのは小賢しく、ずる賢いサッカーだった。
広島を愛して止まないサポーターにとっては『諦めずに最後の一瞬まで懸命にプレーしている選手達』と映るんだろうが、相手にはそうは見えない。
この兆候は2010年の開幕戦で見せた違反PK辺りからその源流を見つける事ができる。
プロなんだから結果が全て、これは承知している。
しかしその前に興行であることも事実だ。
3連覇した頃の鹿島アントラーズは『ずる賢い』ではなく、相手の小さなミス(傷口)を見逃さない『いやらしい』プレーであり、相手サポーターをイライラさせる点では似ているが、イライラの中身が全く違う。
付け加えば、必死と小狡いプレーも全く違うものだよ。
相手選手&サポーターへの敬意を全く感じさせ無い、勝てばイイというプレーは、相手選手&サポーターにも敏感に伝わるよ。
◆追伸
佐藤寿は『小バエ・佐藤』と命名する。