揺れるススキの穂先に、綿の実に少し長い棒が刺さったような丸い体を預け、ジュクジュクとつぶやきながら盛んに実をつついています。時々顔をあげて見せるつぶらな瞳。見ているとつい微笑みがこぼれてきます。鳥は冬になると餌が少なくなるので単独でなわばりをもって過ごすものが多いのですが、この鳥は常に10数羽の仲間で木々や枝や草の実に取り付いて餌を探しています。このように群れているのは、モズやタカにねらわれても相手も目を分散させて逃げるためだと言われています。結構臆病な鳥で、上空をタカが飛ぶとチュウルルーと警戒の声を出して木の下に潜り込みます。この日もモズがエナガの群れに襲い掛かりましたが無事全員逃げおおせました。