■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/blog.php?key=827409
2016年05月31日(火) 
「悪い躾の見本」
北海道での児童を山林に置き去りして行方不明になった事件対しての尾木ママのコメント。
確かに躾として適切であったか否かと問われれば、誰しもが否定せざるを得ない行為だったと思う。でもこれに似たような事って結構あるんじゃないのかな?因みに我が家の女房殿もこの事件のニュースを知っての第一声は「どこの親もやっちゃってるよね!?」でした。

ここで僕も20年以上も前、長男が幼稚園児だった頃の出来事を思い出しました。悪さをした長男に怒れて、両手を頭の上でつかんでそのまま玄関から雨が降っている庭に放り投げました。過去にも何度か同じような事があり、その都度長男は泣きながら玄関ドアを叩きながら「ごめんなさい!」って謝る、そして女房殿が家に入れて「お父さんに謝りなさい」

怒る役を僕が、諭す役を女房殿と役割分担?しながらそんな事を数回繰り返していて、今回もそのつもりで居たのですが…。

しかしその時は違ってました。長男は雨が降る庭で仁王立ち、玄関の方を向きながら大きな声で「お父さんなんか嫌いだぁ~!!」と叫びながら道路に飛び出して姿を消しました。

慌てたのは僕と女房殿。「○○が道路に飛び出して行っちゃったぁ!!!!」女房殿の叫び声と同時に玄関を飛び出し、雨の中で駆けて行く息子の後ろ姿を追いかけ、長男の首根っこをひっ捕まえて抱き上げ、そのまま家に戻りました。息子とその後どんなやり取りをしたのか?全く記憶にはありませんが、この事件の後、息子を庭に放り投げる事を止めたのは言うまでもありません。

今回息子さんを置き去りにした親も、そんな「怖い思いをさせて懲らしめる」的な軽い気持ちでやった事じゃないのかな?

確かに僕と今回の事件の親との行為は決して褒められたものでは無く、それどころか子どもの立場と教育(躾)の立場からすれば、非難されるべきものであるのでしょう。

でもね、決して弁解するわけじゃありませんが、子育てってそんなに教科書どおり・公式どおりにすんなり事が運ぶ事って少なくありませんか?ましてや親だって子育ての教育を受けて無いと言い切っても良い知識量だと思います。

結果として我が家の場合は「たまたま雨の中で追いかけっこした」程度で済み、北海道では「行方不明になる程の大事」になってしまった。子育てでは何処の家庭でも起こりうる事であり、結果が違っていただけなのかもしれません。そんな結果論に対して僕は軽々に肯定も否定もしたくありません。

閲覧数636 カテゴリ日記 投稿日時2016/05/31 18:02
公開範囲外部公開
■プロフィール
FAIRY-TALEさん
[一言]
FORZA・S-PULSE!!
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み