フィリピンのドゥテルテ大統領が来日してますね。 この大統領、日本に来る前に中国に立ち寄ってます。何でも先に決まっていた来日より先に中国訪問をするように中国が外交攻勢をかけてねじ込んだとの報道も。 しかしこの大統領、中国では全目的に親中国をアピールし、日本に来た途端に今度は「事ある時は必ず日本側につく」とリップサービスというか、相手の喜ぶ台詞を連発。 さて、経済的にも軍事的にもアジアの小国であるフィリピンは、大国の思惑の隙間をかいくぐるようなフットワークで援助を取り付けているようですね。 これはこれでアリなんだろうな、所謂小国の知恵ってなものなんだろう。 ひるがえってみて、僕らの国、日本はどうだろう? 単に正しい、正しくないだけで外交を見ることが良いことなのか? 正しいものはどこまで行っても正しいのか? 正しい事、正論が必ず国益につながるのか? ドゥテルテ大統領は、人権等もあり外部からは評価が芳しくないけれど、国民からは絶大な支持を受けているようです。難しい問題ですね。 |